1. 新鮮ぴかいち
⇒ もぎたて梨を即日発送
もぎたてを梨園から全国へ直送
ぴかいち梨園では、採りたての鮮度をできる限り維持した状態でお客様にお届けできるよう午前中に収穫し、その日のうちに選別、箱詰、発送までをおこないます。
梨は生きもの、収穫後も呼吸をしています。
お手元に届きましたら、すぐに開封していただき冷暗所にて保管ください。
お召し上がりの2時間ほど前に冷蔵庫で少し冷やしていただくといっそうおいしくいただけます。
2.安全・安心の高みへ
⇒S-GAP取得
ぴかいち梨園はS-GAPを取得、安全で安心な梨づくりに取り組んでいます。
S-GAPとは、梨の生育管理・収穫・販売にいたるまでの過程で、生産者の栽培管理・安全管理・衛生管理・労働管理等が適正に行われているかを埼玉県が精査し、すべての基準をクリアした生産者に行う認証制度のこと。埼玉県は、平成26年にGAPのさらなる普及に向け、独自の「S-GAP」を策定し、認証を受けた農家の農産物が安全で安心なものとわかる取り組みを行っています。ぴかいち梨園は、令和3年3月に認証されました。
※GAPとは「Good Agricultural Practice・良い農業のやり方」のことで、農業に関する法律や規則、モラルを守り、食品安全、労働安全、環境保全それぞれに配慮した農業経営をおこなうことを意味します。
3. おいしさ長持ち
⇒適熟(甘熟)で収穫
- 適熟(=甘熟)なら、おいしさ長持ち❕
ぴかいち梨園では、甘み・味・食感、3要素のバランスが最も良いとされる適熟(=甘熟)で収穫します。
- 適熟のメリットは❕
梨の魅力は、何といっても甘さとシャキリ感。適熟なら長~く味わえます。
- こんな用途に適熟梨(=甘熟梨)は 最適❕
おいしい梨を長く味わいたい、大切な方やご友人への贈り物、お盆やお彼岸のお供え、ご近所へのおすそ分けには、おいしさ長持ちの適熟梨(=甘熟梨)が最適です。
- 完熟って、ホントに良いですか❓
完熟をもてはやす風潮がありますが、完熟が本当に いいのでしょうか❓
完熟のとき、果実内の細胞は崩れ始めの状態になっています。食感が柔らかいのはそのためで、時間の経過とともに食味が 一気に 落ちます。 果樹園で食べたときはおいしかったのに、家に帰って食べてみたら味が落ちているのはそのためです。
- 完熟梨は、適食期間が極端に短い
完熟梨は劣化が早く2~3日で食味が変わります。
完熟梨を収穫してすぐに発送しても、お客様のところに届くのは翌日か翌々日。この時点で2~3日を要します。
4.おいしい梨
⇒ こだわりの大玉生産
ぴかいち梨園は、おいしい大玉生産にこだわります。
- 梨は大玉が、おいしい‼
梨は果皮から芯にかけて果肉の細やかさと糖度が変わります。
果皮近くはジューシーで細やかで甘くておいしい。芯の近くはザラついておおあじになります。
大きな梨も小さな梨も芯の大きさに大差がないので、大玉の梨はおいしい果肉がたっぷりです。
- 大玉梨は1年かけて栽培します。
大玉づくりの基本は着果管理。 1年がかりで着果数を通常の70%程に絞ります。
①剪定
(大玉生産の基礎)
剪定作業で養分の流れを整えます。
大玉生産はここがスタート。
②花芽整理、摘蕾
(スタートは重要)
摘蕾し、1つの果台に充実した蕾を2つ残します。
残った蕾の1つから6~10個の花が咲きます。
③交配
(品種で違う)
品種ごとに理想の着果位置があり、そこを狙って交配します。
④摘果
(サバイバルレース)
複数着果した中から、果形が良く大きな実だけを残し、他は摘果し落とします。
⑤最終摘果
(最終ラウンド)
絞りに絞った梨の中で、小玉や割れなどを取り除き、最終着果となります。
この時点まで残っているのは開花した花の1%未満。
5.元気な梨
⇒こだわりの土づくり
(自然にやさしいEM栽培)
- ぴかいち梨園は、土づくりにこだわります。
農業は土づくりから始まるといわれます。基本は有機成分をたくさん含んだ肥沃な土がいいとされます。でも、有機成分を植物がそのまま吸収するわけではありません。有機成分は微生物群の働きで分解・合成され、植物が吸収できる栄養素の形になります。有機成分が豊富にあっても有用微生物群の働きが活発でなければ肥沃な土にはなりません。
ぴかいち梨園では、EM栽培農法を取り入れ有機成分+有用微生物群の働きで、自然にやさしいく、有機成分が豊富な土づくりを行っています。
EM栽培農法とは
EM(=有用微生物群)
- EM栽培農法は土づくりを微生物の観点から見直すもの
優良な畑の土壌中には微生物が豊富に存在しています。その数、土1gあたり数億の微生物が棲んでいます。これら微生物は、有機物を分解・合成して土壌を肥沃にします。
みなさんが健康維持(特に腸内細菌のバランス改善)に食物繊維や発酵食品を多く摂取するのと同じく、土壌を豊かにするため、有機質とそれらを分解・合成する有用微生物群の補充が欠かせません。放線菌や乳酸菌など良い働きをする微生物群を増やすことで有機成分を効率的に分解・合成し、肥沃な土に変わります。
EMぼかし+有機たい肥
- EMぼかし(種菌づくり )は、自家生産
市販もされていますが、自家生産にこだわります。
- EMぼかしの作り方(自然素材+EM)
(写真上部、ブロック1つ分の材料は以下の通り)
米ぬか10kg、もみ殻1kg、丸大豆3kg、菜種かす3kg、魚粉2kg、EM菌と発酵を促進するテラC(セラミックの粉)を用意 、これらを小型のコンクリートミキサーに投入し、しっとりするくらいの水を加えながら十分に混ぜ合わせます。これをビニール袋に詰め密封し,半年間熟成発酵させます。
発酵が進むにつれ、全体が茶褐色に。更に、放線菌の働きで白い筋が全体に広がり、乳酸菌の働きで酸っぱい香りも立ってきます。ここまでくれば完成です。これを50ブロック作り、畑に散布します。
※EMぼかしは、つくば学園都市の専門機関で成分分析をおこなっています。
EMぼかしを畑全体に
- 1反(10a)あたり100kgが目安。
発酵牛ふんたい肥
- 富士山麓でつくられた発酵たい肥を使います。
元気な梨は、よい土づくりから
- 農業の基礎は土づくり。
おいしくて健康的な農産物生産は、土づくりが決め手です。
6.健康な果樹園
⇒草生栽培
梨畑が草だらけ・・・
これは草生栽培という栽培方法❕
草生栽培は、気温の上がる春から夏にかけ梨畑の乾きを防ぎ、土中温度の急上昇を緩和させ、果樹の生育を助けます。また病害虫の発生を抑制するなど多くの効果があります。
更に、草を枯らさないので除草剤の使用を抑え、土中の有用微生物群の働きを妨げません。
おいしい梨づくりには、草生栽培が欠かせません。